研究課題
これまでにある遺伝子を強制発現することで少なくとも2種類の全く異なった遺伝子の増幅を抑制することを見出している。我々は新たにMRP1/ABCC1の遺伝子増幅が起きているCA500細胞に遺伝子増幅を抑制する遺伝子を発現した細胞株を樹立した。この細胞ではMRP1/ABCC1の遺伝子増幅が抑制され、MRP1/ABCC1の基質であるドキソルビシンに感受性になった。この抑制機構がどの段階で起きているかを調べるため、テトラサイクリンの誘導的に遺伝子増幅を抑制する遺伝子を発現する2種類の全く異なった遺伝子増幅をもつ細胞株を樹立した。今後は、これら細胞を用いて、どの段階で遺伝子増幅が抑制されるのか、またはこの遺伝子がどのように作用して遺伝子増幅を抑制しているのかについて調べていく予定である。
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Journal of Pharmacological Sciences
巻: 127 ページ: 319-325
10.1016/j.jphs.2015.01.006.
Anticancer Research
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