研究課題
研究活動スタート支援
本研究の目的は、舌の機能的な発達遅延により準備期から口腔期に問題を有する発達障害児者に対する効果的な摂食機能療法に資するため、視覚的フィードバックを用いた舌の筋機能訓練を開発、発達障害児者に応用することである。バルーン型の舌圧測定器から得られる測定値を患者の知的能力にあわせて視覚的にフィードバックできるシステムを開発した。精神発達遅滞を伴う脳性麻痺の患者1名を対象とし、口唇・顎介助を行いながら本システムを用いて舌挙上訓練を実施した。
障害者歯科学