研究課題
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確たる治療法のないNASH・肝発癌に対し、我々はローズマリーエキス(RE)に含まれる1,8-cineole カルノシン酸、ロズマリン酸の効果を検討した。1,8-cineoleはhuh-7に対し抗腫瘍作用を持ち、ローズマリーエキスは肝星細胞の活性化を抑制したが、PTEN KOマウスに経口投与を行うとコントロール群よりも体重が増加し肝の脂肪化が進行した。これはローズマリーの抗鬱作用、食欲増進作用が経口摂取量の増加を通して肝の脂肪化を増悪させたものと考えられた。
医歯薬学