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2015 年度 研究成果報告書

神経栄養因子シグナルを用いた下行性抑制系の強化による新規慢性痛治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26893032
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 麻酔科学
研究機関群馬大学

研究代表者

須藤 貴史  群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (60739621)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード慢性痛 / 神経障害性疼痛
研究成果の概要

神経障害による痛みが慢性化したラットにおいて、記憶やその想起に関与する前頭前皮質機能や、動物が元来持つ痛みを抑制するしくみである内因性鎮痛機構が弱まることが再確認された。また、同モデルにおいて行動実験で脳由来神経栄養因子(BDNF)シグナルの増強が認知機能の改善をもたらし、ノルアドレナリンを介する内因性鎮痛機能を改善することがわかった。また、免疫染色により、これらの現象は青斑核の興奮性の変化による可能性が示された。現在、マイクロダイアライシスによる機能的な変化を調査中である。

自由記述の分野

麻酔科学

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公開日: 2017-05-10  

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