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2015 年度 研究成果報告書

がん細胞由来分泌型マイクロRNAによる骨転移部の微小環境制御機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26893068
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

佐藤 信吾  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (40462220)

研究協力者 竹田 秀  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (30376727)
砂村 聡子  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 特任助教 (20570386)
研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード骨転移 / マイクロNRA / がん微小環境 / 骨代謝
研究成果の概要

近年、マイクロRNA(miRNA)はエクソソームを介して細胞間を伝搬することが明らかとなり、骨に転移したがん細胞が分泌するmiRNAが周囲の骨組織に作用し、溶骨型や造骨型の骨転移を惹起する可能性が示唆される。
本研究では、まず、miRNAの網羅的発現解析を行い、各がん細胞株からの分泌が亢進している複数のmiRNAを同定した。次に、これらのmiRNAの骨代謝への作用などを検討し、前立腺がん細胞株が分泌するmiR-Xが、2つの標的遺伝子を介して骨形成を著明に促進することを見出した。さらにmiR-Xを過剰発現させた溶骨型骨転移誘導乳がん細胞株をマウスに移植したところ、造骨型の骨転移が誘導された。

自由記述の分野

整形外科

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公開日: 2017-05-10  

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