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2015 年度 研究成果報告書

がん発症、悪性化におけるnon-coding RNAの新しい役割

研究課題

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研究課題/領域番号 26893093
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 医化学一般
研究機関金沢大学

研究代表者

寺島 農  金沢大学, がん進展制御研究所, 助教 (80507434)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード癌 / エピジェネティクス / non-coding RNA / レトロウイルス挿入変異
研究成果の概要

これまでレトロウイルス挿入変異により癌を発症したマウスから、その挿入部位を同定することにより、癌に関わる遺伝子候補が多数同定されてきた。申請者はタンパク質をコードしないnon-coding RNAもウイルス挿入標的となっており、癌に関わる遺伝子候補であることを見出した。それらのうち、急性前骨髄球性白血病での関与が推測されているNEAT1、X染色体の不活性化に関わるJPXは悪性度の高い乳癌患者、および悪性度の高い癌微小環境の1つである低酸素条件下において、その発現が低下していた。これらの結果はNEAT1、およびJPXの発現低下が乳癌の悪性化に関わる可能性を示唆している。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2017-05-10  

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