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2015 年度 研究成果報告書

白色脂肪ー褐色脂肪間の機能連携を司る、新しい生体内恒常性制御システムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26893102
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 病態医化学
研究機関信州大学

研究代表者

河手 久香  信州大学, 医学系研究科, 研究員 (20507503)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード病態医化学
研究成果の概要

アドレノメデュリン(AM)は、多彩な生理活性を有するペプチドである。本研究では、代謝制御における、AMの受容体活性調節RAMP2の意義を検討した。脂肪細胞特異的RAMP2ノックアウトマウス(A-RAMP2-/-)では、若年期から体重増加、酸素消費量とエネルギー消費低下を認めた。A-RAMP2-/-の白色脂肪では、炎症細胞浸潤亢進、β酸化系酵素の低下を認め、褐色脂肪では、ミトコンドリア関連因子の発現低下、酸化ストレスの亢進が認められた。
以上の結果から、AM-RAMP2系は、白色脂肪と褐色脂肪双方の代謝と生体内のエネルギーバランスを制御していることが明らかとなった。

自由記述の分野

病態医化学

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公開日: 2017-05-10  

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