研究課題
IgG4関連下垂体炎患者血清中の抗下垂体抗体について、これまでに我々が報告した方法で評価を行った。この方法は、最適な評価法と考えられている(J Clin Endocrinol Metab. 2014)。その結果を解析し、IgG4関連下垂体炎患者に特異的な抗体の有無について解析を行った。その抗体が認識する下垂体細胞のパターンについても検討し、対象疾患に共通のパターンがあるかどうか検討を行った。抗体サブクラスについても評価を行った。これらの検討から疾患特異的な抗体を見出し、本疾患の診断に反映できるように展開を検討している。
2: おおむね順調に進展している
研究計画書に記入した実験プラン通り、おおむね実験を進めることができている。
研究計画書に記入したH27年度の実験プランに従って研究を進める。疾患特異性の高い抗体を見出し、診断に役に立つような自己抗体を同定する。
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内分泌・糖尿病・代謝科
巻: 39 ページ: 69-75