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2015 年度 研究成果報告書

クローン病腸管線維化におけるHSP47の役割とその制御に基づいた新規治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26893122
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 消化器内科学
研究機関京都大学

研究代表者

本澤 有介  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 医員 (90737884)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワードクローン病 / 炎症性腸疾患 / heat shock protein 47 / 腸管線維化
研究成果の概要

クローン病(CD)腸管線維化において、多くの線維化疾患に関与しているHeat shock protein(HSP)47に着目し、ヒト及びマウスの細胞株及び腸管組織の検討を行った。結果、CD腸管組織ではHSP47以外に、コラーゲンやIL-17Aの発現亢進を認めた。さらに、ヒト筋線維芽細胞株(CCD-18Co)及びマウス線維芽細胞株(NIH3T3)ではIL-17A刺激によりHSP47及びコラーゲンの産生亢進を確認した。また、このIL-17Aを介したHSP47の発現にはJNK経路が関与していた。この事は、IL-17Aを介した線維化メカニズムがCDの腸管線維化に関与する可能性が示唆された。

自由記述の分野

消化器内科

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公開日: 2017-05-10  

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