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2015 年度 研究成果報告書

骨髄異形成症候群における病初期クローンメカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26893127
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関京都大学

研究代表者

永田 安伸  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90739575)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード骨髄異形成症候群 / 全エクソンシークエンス / 再生不良性貧血
研究成果の概要

再生不良性貧血から骨髄異形成症候群に進展した全22症例を全エクソン解析した結果、66個の遺伝子変異を認めた。これまで報告のあるPIGAに加え、BCOR,BCORL1など骨髄腫瘍で既知の遺伝子が、新たに再生不良性貧血でも変異していた。数十年にわたる時系列解析を行った結果、再生不良性貧血時には数%と微小であったクローンが、骨髄異形成症候群を発症するころには数十%まで拡大し、SETBP1遺伝子のようなら新規の遺伝子変異を獲得していることが明らかとなった。このように複雑なクローン構造の変化が病勢の進行に関与していることが示唆された。

自由記述の分野

骨髄系腫瘍

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公開日: 2017-05-10  

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