補償光学適用走査レーザー検眼鏡による早期加齢黄斑変性の病態メカニズム解明

2015 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26893131
• 研究種目: 研究活動スタート支援
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 眼科学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 大音 壮太郎 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (10511850)
• 研究期間 (年度): 2014-08-29 – 2016-03-31
• キーワード: 加齢黄斑変性 / 補償光学 / 視細胞

研究成果の概要

補償光学適用走査型レーザー検眼鏡(AO-SLO)を用いた本研究により、早期加齢黄斑変性において視細胞密度の低下・視細胞配列の異常といった視細胞障害が認められることが示され、特にpseudodrusen症例で顕著であることが明らかとなった。これらの結果は早期加齢黄斑変性の段階で既に視細胞障害が存在し、後期加齢黄斑変性発症のメカニズムに関与していることを示唆する。

自由記述の分野

眼科学