研究課題
研究活動スタート支援
ATPは小胞型ヌクレオチドトランスポーター(VNUT)により分泌小胞に濃縮、開口放出され、プリン受容体に結合することで味覚・疼痛等の感覚受容などの多彩な生理作用を示す(プリン作動性化学伝達)。本研究では、モデル生物であるショウジョウバエに着目し、プリン作動性化学伝達におけるVNUTの生理的意義を解明することを目的とした。その結果、ショウジョウバエVNUTを同定し、新しいVNUT特異的阻害剤を発見した。また、VNUTノックアウトショウジョウバエの表現型解析を実施し、いくつかの表現型を見いだした。
トランスポーター生化学