研究課題
研究活動スタート支援
悪性胸膜中皮腫や胃がん腹膜播種転移など、胸腔や腹腔のいわゆる体腔内で増殖・浸潤した悪性腫瘍に対する新規治療法として、ドラッグデリバリーシステム(DDS)を利用したナノキャリア製剤の体腔内投与の有用性を評価した。胸膜中皮腫モデルマウスを作成し、ナノキャリア製剤として薬剤封入リポソームあるいは核酸搭載リポソームを胸腔内投与したところ、いずれも胸腔内での高い滞留性を示すとともに、胸膜中皮腫に対する高い治療効果を発揮した。
核酸DDS