「県民健康管理調査」データを用い、下記の研究を行った:1)避難住民における住まい状況と食事摂取との関連。52,314名「こころの健康度&生活習慣に関する調査」を答えた方を対象者となった。住まい状況を「自宅または親戚宅」、「借り家」と「避難所または仮設住宅」分けた。結果は、自宅または親戚宅に住む対象者に比べ、借り家や避難所または仮設住宅に住む避難住民は野菜、肉、乳製品と豆製品の摂取頻度は低下となった。2)避難住民における循環器疾患に関する自覚症状と社会経済状況との関連。その結果、借り家と避難所または仮設住宅住まい、失業は循環器疾患に関する自覚症状の悪化のリスクファクターとなった。
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