研究実績の概要 |
平成26年度は、本調査開始に向けた準備を行った。稀少がんである網膜芽細胞腫をもつ患児と家族を対象とした研究の遂行にあたり、過去20年の国内外の文献を検討し、本研究の意義と研究の方向性について理論的基盤を構築した。文献検討により得られた結果について下記の2本の論文にまとめ、学術雑誌へ投稿した。 1.網膜芽細胞腫の患児と家族の看護に関する英語論文における文献検討.家族看護学研究,2015;20(2):125-35. 2.網膜芽細胞腫の患児と家族の看護に関する国内文献の検討.小児保健研究,2015;74(4):掲載予定. 1の内容は、46th Congress of the International Society of Paediatric Oncology, Tronto Canada, 2014.10.において発表した。 上記結果に基づき、調査内容を再検討し研究計画書を完成させた。本研究計画について、各関係先より調査協力の同意および大学倫理審査委員会の承認を得た段階であり、次年度の調査開始に向けて準備を進めている。
|