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2015 年度 研究成果報告書

可視光増感性触媒を利用する分子変換反応の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26893221
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関岐阜薬科大学

研究代表者

山口 英士  岐阜薬科大学, 薬学部, 助教 (10737993)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード遷移金属触媒 / 光駆動性錯体 / カップリング反応 / 不活性結合の活性化
研究成果の概要

本研究では、可視光増感型複核錯体の創製とその精密有機合成への利用を目的に研究を行った。ルテニウムビスビピリジルを可視光増感部位として有するRu-Pd複核錯体を種々合成し鈴木宮浦カップリング反応へと適用したところ、ビピリジルに電子供与性置換基を有する錯体を用いて反応を行うと、これまで報告された錯体と比較し最も高い触媒活性を示し高収率で目的のカップリング生成物を与えることが明らかとなった。また、触媒回転数(TON)もこれまで報告された錯体と比較し、最も高く今回の研究目的である、光エネルギーの化学エネルギーへの変換とその精密有機合成化学への利用という目的の一端を達成したといえる。

自由記述の分野

有機合成化学

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公開日: 2017-05-10  

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