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2015 年度 研究成果報告書

創傷治癒モデルを用いた口蓋裂術後瘢痕形成を抑制する薬剤的アプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 26893320
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

秦 省三郎  福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (40736732)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード歯科矯正学 / 創傷治癒 / 筋線維芽細胞
研究成果の概要

唇顎口蓋裂患者では、口唇形成術、口蓋形成術の術後瘢痕組織の収縮が上顎骨の劣成長や上顎歯列弓の狭窄を引き起こすなど、上顎の成長発育に対して抑制的に働くことが知られている。また、創傷治癒過程において、TGF-β1を介した線維芽細胞の筋線維芽細胞への分化は瘢痕の収縮をきたすことが報告されている。本研究では、創傷治癒過程における線維芽細胞の筋線維芽細胞への分化メカニズムを検討し、薬剤的なアプローチにより瘢痕形成の抑制を行うことを目的とした。その結果、TGFβタイプⅠ受容体阻害薬が創傷治癒過程における線維芽細胞の筋線維芽細胞への分化を抑制し、瘢痕収縮を抑制する可能性が示唆された。

自由記述の分野

歯科矯正学

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公開日: 2017-05-10  

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