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1985 年度 実績報告書

超伝導集積回路によるミリ波・サブミリ波低雑音受信システムの試作

研究課題

研究課題/領域番号 59850010
研究機関九州大学

研究代表者

吉田 啓二  九州大学, 工, 助教授 (80108670)

キーワードジョセフソン素子 / 超伝導集積回路 / ミリ波受信機
研究概要

設備々品としては、交付申請書の計画に従い「RFプラズマエッチング機構」および「制御用マイクロコンピュータ」が購入され、それぞれ所期の目的に沿って機能している。
昭和60年度の研究の進展の状況は以下の通りである。
1) 局部発振器の発振特性の改善
発振線幅は素子の直流I-V特性の傾斜に逆比例するので、線幅を小さくするために急峻な電流ステップを実現する研究を行ない、素子の端面を桟橋構造とすることにより数十KHzの発振線幅を得ることに成功した。
2) I-F増幅器の設計・試作
ジョセフソン素子を用いた増幅器の開発に成功し、電流利得100以上が得られることを実証した。
3) ミリ波・サブミリ波帯での検波実験
発振器、ミキサ、増幅器の集積化は現在予備実験の段階であり、次年度も引き続き研究を行なう。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 応用物理. 54-1. (1985)

  • [文献書誌] IEEE Transactions on Magnetics. MAG21-2. (1985)

  • [文献書誌] Journal of Applied Physics. 58-1. (1985)

  • [文献書誌] Japanese Journal of Applied Physics. 24-8. (1985)

  • [文献書誌] Journal of Applied Physics. 58-5. (1985)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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