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1986 年度 実績報告書

超伝導集積回路によるミリ波・サブミリ波低雑音受信システムの試作

研究課題

研究課題/領域番号 59850010
研究機関九州大学

研究代表者

吉田 啓二  九大, 工学部, 助教授 (80108670)

研究分担者 神田 豊  福岡工業大学, 工学部, 助手 (10140807)
円福 敬二  九州大学, 工学部, 助手 (20150493)
野田 稔  福岡工業大学, 工学部, 助教授 (60140802)
青木 和男  九州大学, 工学部, 教授 (90037680)
入江 冨士男  近畿大学, 工学部, 教授 (80037647)
キーワード超伝導集積回路 / ミリ波・サブミリ波受信機
研究概要

昭和61年度は、昭和59,60年度に得られた研究成果に基づき、計画調書に記載した研究を遂行した。本年度に得られた成果は以下の通りである。
1)ミリ波・サブミリ波帯での検波実験
本年度は、発振器とミキサーを一体化した実験を行った。ミリ波・サブミリ波の信号源としては、本研究で開発した分布定教型発振器を使用した。発振出力を効率良くミキサに導入する為の新しい整合法として、超伝導薄膜をロンドン侵入距離よりも薄くして漏れ磁界を利用する方法を採用し、100〜500GHzの周波数帯で1μW程度の出力を得ることに成功した。この結果を1次元の伝送線モデルで解析したところ、実験と理論の良い一致が得られた。以上のことより、検波実験と同時に、新しい整合回路の有効性を実証することができた。
2)システムの多チャンネル化の検討本研究により、ほぼ集積化受信機の構成が明らかとなり、単一の受信機の可能性が実証されたので、それをもとに多チャンネル化のための設計を行った。今後、電波天文、ミリ波センシング、プラズマ診断等の具体的応用に応じた設計を行うことが課題となる。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] F.Irie: Proc.Int.Conf.on SQUID. 3. 431-460 (1986)

  • [文献書誌] K.Enpuku: Proc.Int.Conf.on SQUID. 3. 767-772 (1986)

  • [文献書誌] K.Enpuku: J.Appl.Phys.59. 1714-1719 (1986)

  • [文献書誌] K.Enpuku: J.Appl.Phys.60. 4218-4223 (1986)

  • [文献書誌] K.Yoshida: IEEE Trans.on Magn.(1987)

  • [文献書誌] K.Yoshida: IEEE Trans.on Magn.(1987)

  • [文献書誌] 吉田啓二: "超高速ジョセフソン・デバイス" 培風館, 321 (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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