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1985 年度 実績報告書

微生物による天然ステロールの有用ステロイドへの変換

研究課題

研究課題/領域番号 59870068
研究機関東京工業大学

研究代表者

池川 信夫  東京工業大学, 理, 教授 (50016119)

キーワードステロール代謝 / 代謝阻害剤 / 微生物変換
研究概要

本研究は、安価な天然ステロールを微生物により、種々の生理活性ステロイド類の合成原料として有用なステロイドに変換することを目的としたものであり、そのために、新たに考案したステロイド系阻害剤を用いて微生物による天然ステロールの代謝を制御し、代謝中間体を得るという方法を採り、昨年度に合成した化合物に更に本年度に合成した化合物を加えて阻害作用を比較した。
1.24,24-ジフルオロ【C_(25)】カルボン酸メチルエステル(6)を合成した。その合成法は(5)の合成法に習った。又、(1)の4-エン-3-オン体を合成した。これらの化合物の詳しい代謝阻害作用について右表に示す。なお微生物としてMycobacterium sp.NRRL-3805を用いコレステロールを基質とした。
2.更にシトステロールを基質として培養を行ない、ほぼ同じ阻害結果を得た。
3.培養液中に微量ながらいくつかの側鎖の切断されたステロイド(このうち1つは22-アルコールと決定)が見い出されたのでこれらの構造について検討している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Chem.Pharm.Bull.34. (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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