新しいエネルギー技術の開発などにともなって生ずる環境汚染に関する環境情報をモニターするために組織された化学計測、遠隔・物理計測および情報システムの各研究班(約100名)を統括し、その結果を環境評価に応用するための方法論を検討した。また、環境管理計画策定のためのデータの統合化手法とデータベースの考え方とを考究した。R50(環境情報)に属する実験研究班の班長と主要研究員、およびこの研究に密接に関連する領域班の委員によって構成される運営グループを組織し、R50(環境情報)に属する実験研究班の連絡調整のための連絡会議、打ち合わせを行なった。 なお、各実験班の研究活動を推進し、研究を総括するために、昭和61年1月31日、2月1日に合同研究討論会を開き、18件の報告が行なわれた。 昭和60年度より発足した計画班は、R53の甘利班であり、関連する公募班と密接な連絡を取りながら、活撥な研究を進めている。計画研究のうち、R53-1「環境管理のための評価手法の研究」の1件が、本年度で終了の予定であり、研究報告集を作成することになっている。
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