本班総括班の主たる任務は本年度の核融合ブランケット工学分野における科研費関係研究の大綱方針を策定し、かつ計画研究、公募研究の相互連絡を計ることにあり、特に、核融合中性子工学、トリチウム増殖、誘導放射化、核融合中性子ノックオン・スペクトル、高熱負荷除去、ガス冷却、液体金属冷却、第1壁寿命評価等が論じられた。また総合総括班や他班とも協力して他分野との境界領域での今年度の研究推進に参加する際の窓口としても機能した。なお、今年度のみでなく、次第3期以降の関連分野の研究推進と組織化についても、意見を交換し、総合総括班に要望を提出した。 本年度におけるブランケット工学総括班会議および成果報告会は次の様に開催された。なお(拡大)と記した会は総括班員と各研究課題代表者の参加をも求めたものである。内容は各種連絡の外に毎回中心となる話題があり、(第1回.S60.4/27)S60年度の計画概要策定、(第2回.拡大6/8)各課題毎の年度内での研究計画発表・討論、(第3回.拡大8/1)次年度以降の班構成と計画研究課題検討、(第4回1/31〜2/1)各課題の年度内研究成果報告とそのまとめ方の協議等である。 なお、年間の主な審議事項は、つぎの通りであった。 〔1〕総合総括班関係報告及び事業申請、推薦。 〔2〕科研費関連動向の報告。 〔3〕評価委員会関係の報告。 〔4〕各課題の年度内研究計画報告(拡大)。 〔5〕成果のとりまとめと刊行について(拡大)。 〔6〕S.61年度以降の計画研究の検討(拡大)。 〔7〕S.61年度以降の研究組織について。(拡大)。 〔8〕その他
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