研究分担者 |
鬼頭 清明 奈良国立文化財研究所, 歴史研究室長 (70000479)
渡辺 豊英 京都大学, 大型計算機センター, 助手 (80093342)
柴山 守 京都大学, 東南アジア研究センター, 助手 (10162645)
勝村 哲也 京都大学, 人文科学研究所附属東洋学文献センター, 助教授 (50066411)
島崎 眞昭 京都大学, 大型計算機センター, 助教授 (60026242)
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研究概要 |
本総合研究の第2年目に当る本年度は、研究会を6月19日,7月18日,8月16日,9月19日,10月30日,11月25日,62年1月16日に開催し、さらに研究成果の代表的なものを62年2月12〜13日に京都大学で公開発表会(66名参加)を開き、その内容を報告書として印刷・配布した。本年度の主な研究成果は次の通りである。 1.データベースの統合化に就いては、日本書紀と続日本紀をまとめたデータベース及び索引を作成し、問題点につき報告した。 2.タイ語の字書を入力し、これを用いた構文分析手法を研究中である。 3.続日本紀テキストの異体字の統一その他を行い、冊子索引は研究者の試用に供した。 4.ターミナルのマンマシンインタフェースの一つとして、地形を表示する研究開発を行い、歴史・文学とくに地名学に役立つことを示した。 5.マイコンへ大型計算機側からファイル転送する簡便な方法を開発し、その機能を用いて、個人用データベースをマイコン側で構築できるようにした。 6.歴史書の記事を分類する手法を開発し、ある種の記事につき構文分析を行った。 7.以上の他に、写本のテキストのデータベース化,ネットワークを通しての漢字データベース利用,漢字情報の計量的分析,漢字字書のデータベース化などを行った。 以上の諸点については、種々の情報交換を行いながら開発を進め、研究成果のうち、まとまったものは公開発表会を通じて公表したところである。
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