研究分担者 |
橋口 菊 共栄学園短期大学, 教授 (70172848)
佐々木 亨 名古屋大学, 教育学部, 教授 (10083601)
古野 博明 北海道教育大学, 旭川分校, 助教授 (60107232)
鈴木 英一 名古屋大学, 教育学部, 教授 (20000630)
渡部 宗助 国立教育研究所, 第一研究部・第一研究質, 室長 (40034665)
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研究概要 |
本調査研究は, 被占領期における教育改革に関する日本国内史料の総合的体系的な調査・収集・整理・分析を目的とした. 日本国内史料とは, 文部省および教育刷新委員会(審議会)などを中心とする政府関係の中央資料と, 都道府県庁および都道府県教育委員会を中心とする地方資料とに2大別し, そのそれぞれについて調査研究を展開した. (1)中央資料について 1.文部省・国立公文書館・宮内庁書陵部・国立国会図書館・東京大学・外務省外交史料館等の所蔵資料について調査研究した. とくに, 教育刷新委員会(審議会)の議事録・関係資料, 枢密院教育関係審議資料, 文部省の通知文書等については, 整理し仮目録を作成した. 2.文部省および教育刷新委員会(審議会)関係者の私家文書を広沢に調査研究した. 辻田力, 厚沢留次郎, 日高第四郎, 有賀三二, 大田問夫, 大島正義, 石川二郎等各氏の文書統計約1万点以上を収集し, カード化し, 厚沢留次郎文書についてはその重要性にかんがみ目録を編集刊行し, 日高第四郎氏の個人メモ・ノートについては写本を作成した. (2)地方資料について 1.各研究分担者の居住する地域, 例えば名古屋を中心とする愛知県, 三重県, 大阪府, 茨城県, 北海道などの地方資料を調査研究した. 2.また, 共同して長野県, 京都府, 山口県, 高知県, 沖縄県などの地方資料を調査収集した. 本調査研究の成果は, すべて国立教育研究所第一研究部に保存整備し, 研究分担者はもとより, それ以外の内外の研究者に広く公開しており, 学界共同の研究資料たらしめることとしている.
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