研究課題/領域番号 |
60301048
|
研究機関 | 国文学研究資料館 |
研究代表者 |
安沢 秀一 国文学資料館, その他, 教授 (90067819)
|
研究分担者 |
松下 志朗 九州大学, 経済学部, 教授 (90037119)
松田 之利 岐阜大学, 教養部, 教授 (90021766)
高山 正也 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (50118965)
高澤 裕一 金沢大学, 文学部, 教授 (30019301)
井上 勝生 北海道大学, 文学部, 助教授 (90044726)
|
キーワード | 近世史料 / 近代史料 / 史料所在情報 / 体系化 |
研究概要 |
本年度の研究計画に基づき、全国を北海道・東北・関東・北陸・中部・近畿・中国・四国・九州の九ブロックに分け、各ブロック内の二・三都府県を対象に史料目録の作成情況を主とした史料所在情報の調査・収集を行なった。 本研究は、全国を調査対象地域としているため、効率よく計画的に調査・収集旅行を実施しなければならず、昨年度の調査・収集旅行実施地域及びその成果について、各ブロック担当の在京研究分担者と地方在住研究分担者が綿密に計画を調整し、最も効率の高い調査・収集旅行を実施するよう心がけた。特に、既設の道府県立の史料保存利用機関において、当該地域の史料所在情報を集約している機関については、数度に及ぶ調査・収集を実施するなど、収集すべき情報そのものの内容に応じた調査方法をとった。さらに、史料保存利用機関、あるいは地方史誌編さん室においては、公開されていない内部資料としての史料目録類を、かなりの量確認することができた。 結果、本年度の調査対象機関は約140機関(前年度約200機関、計約340機関)に及び、収集した史料所在情報としての史料目録類は約800冊(前年度約700冊、計約1500冊)にも及び、現在整理作業を継続中である。収集した史料所在情報については、在京研究分担者を中心に、整理・分析を行ない、史料所蔵者一件別のデータカードを作成中である。このデータカードの記述内容を含め、広く研究者の利用に供する方法について、情報科学を専問とする研究分担者を中心とした小研究会を開催し、検討を継続中である。
|