• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1986 年度 実績報告書

関西方言の動態に関する社会言語学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 60301056
研究機関大阪大学

研究代表者

徳川 宗賢  阪大, 文学部, 教授 (70000403)

研究分担者 真田 信治  大阪大学, 文学部, 助教授 (00099912)
佐藤 虎男  大阪教育大学, 教授 (90043786)
鎌田 良二  甲南女子大学, 文学部, 教授 (40098447)
鏡味 明克  三重大学, 教育学部, 教授 (00032764)
井上 史雄  東京外国語大学, 教授 (40011332)
キーワード関西方言 / 言語地理学 / ことばの動態 / 新方言 / 社会言語学
研究概要

関西方言の動態を総合的に解明することを目的として、研究領域を以下の1〜3に分け、研究連絡会議を行なった上で、分担者をそれぞれに配置して全体的な統一をとりつつ調査研究を展開した。
1.関西中央部における言語体系、言語運用の変容の記述(1)京都市および大阪市域において、生え抜きの方言話者を対象に、待過表現関係の語彙,表現法を収集,整理分析した。(2)関西型の通称地名の変容を把握するための通信調査を実施。データを分析,地図化した。
2.関西方言の話し手および関西の若い層における言語使用と言語意識の様相把握(1)関東(東京・埼玉)に在住している関西出身者を対象に、関西方言に対する意識や方言使用の実態を調査したデータを分析。報告書を作成した。(2)関西の若年層における新方言の運用状況の調査資料を分析した。
3.関西中央部の言語勢力の周辺地域への波及状況の追究(1)三重と愛知の県境地帯および滋賀と岐阜の県境地帯において、老若二層を対象とした言語地理学的調査を実施。得られた資料を整理分析した。(2)60年度までに得たデータの解析を継続。また改たに、奈良-新宮間,京都-豊岡間,神戸-鳥取間等において詳細なグロットグラム(年齢X地点)調査を実施。データを関西中央部の言語勢力の波及という観点から整理検討した。
なお、これらの研究成果は、昭和62年5月に大阪で開催する「公開研究報告会」において発表する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 井上史雄: 日本語学. 5-12. 40-54 (1986)

  • [文献書誌] 鏡味明克: 三重大学教育学部研究紀要(人文・社会科学). 38. 1-12 (1987)

URL: 

公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi