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1986 年度 実績報告書

地方都市における交通計画手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60302068
研究機関山梨大学

研究代表者

花岡 利幸  山梨大, 工学部, 教授 (70020386)

研究分担者 山形 耕一  茨城大学, 工学部, 教授 (70002053)
竹内 伝史  中部大学, 工学部, 教授 (70065283)
本多 義明  福井大学, 工学部, 助教授 (40023197)
清水 浩志郎  秋田大学, 鉱山学部, 教授 (30006655)
佐藤 馨一  北海道大学, 工学部, 助教授 (00091455)
キーワード地方都市 / 交通計画
研究概要

地方都市の交通計画手法の研究を進めるに当り、今年度もその体系化の方向を昨年度に継続して行なった。研究担当者は主として地方都市の交通問題の把握と解決策の検討に努めた。一方、地方都市の現状として、交通計画がどのように行われているかの事例研究を進めた。
交通問題把握と解決策に関しては、O地方都市の交通ニーズの視点から発っしたテーマ:「地方都市に公共交通は可能か」,O土地利用と交通計画リンケージの視点からのテーマ:「交通は地域振興の起爆剤になり得るか」,O交通政策論の視点からのテーマ:「地方都市における交通計画システムの不備をどう克服するか」,O地方都市の独自性と交通の視点からのテーマ:「地域性を考慮した交通計画づくりの必要性」が取り上げられた。
事例研究では研究分担者が担当地区の交通計画関連諸分野での行政・計画担当者や研究者とのコンタクトを取りながら交通計画の実態を把握した。取り上げた事例は、松山市:高齢者のための交通計画,小樽市:シェイプアップマイタウン計画,長野市:交通セル方式による都心部交通計画,秋田市:地方都市における新交通システム,鳥取県:地方道路網の整備計画,沖縄県:沖縄における交通計画。
その成果を持ち寄って発表し、討論すべく本年6月に土木学会において、「地方都市の交通を考える」と題した土木計画学シンポジウムを開催する予定である。その企画・計画は別添プログラムのようである。この討論を通じて地方都市の交通計画法確立へ向けて一歩前進したいと考えている。

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公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

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