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1986 年度 実績報告書

溶液中の高分子の動的挙動と分子間相互作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60303017
研究機関東京大学

研究代表者

渡辺 啓  東大, 教養部, 教授 (30012321)

研究分担者 菊地 一雄  東京大学, 教養学部, 助手 (60012423)
森田 昭雄  東京大学, 教養学部, 助教授 (40113914)
山岡 究  廣島大学, 理学部, 助教授 (40033815)
飯塚 英策  信州大学, 繊維学部, 教授 (70021128)
安部 明廣  東京工業大学, 工学部, 教授 (50114848)
キーワード動的挙動 / 円板状分子 / 半屈曲性分子 / 液晶 / 生体関連高分子 / 電気光学的性質 / 動的光散乱 / 誘電分散
研究概要

1 通信連絡や研究連絡による日常的な研究連絡の積み重ねのうえで、12月22日,23日の2日間、東京大学教養学部において研究連絡会議を開催した。連絡会議において、研究班はそれぞれの分担課題に関連した最近の研究成果について報告し、それに基づいた今後の研究計画について説明した。ひきつづき、研究班としての研究の進め方についての全体討議を行った。
2 その結果、これまでの研究の成果を前提として、以下の諸課題についてグループ内で連絡をとりながらさらに研究を進めていくこととなった。(1)紫膜,ベントナイトなど円板状コロイド粒子の電気光学的性質と動的光散乱法による構造と動的挙動の研究(2)DNAなど半屈曲性高分子の動的挙動の研究(3)液晶の分子構造と動的挙動の関係(4)高分子溶液の誘電緩和挙動と新しい測定法の開発(5)生体関連高分子の動的挙動および液晶化の機構(6)外力場中での棒状分子の動的挙動と非線型応答理論の発展
3 1980年以来途絶えていた高分子・コロイド系の誘電的および電気光学的性質に関する国際会議を、当研究班が中心となって1988年に日本において開催することが決定された。当国際会議の日本開催は、この分野における世界の研究者からの強い要望に応えるものである。討議の結果、さらに生体関連物質やコロイド系に関する動的光散乱法による研究者にも合流してもらい、会議のタイトルを「電気的および光学的方法による高分子の動的挙動に関する国際会議」とすることとなった。そのための実行委員会を班内に組織し、実行委員会の世話は渡辺啓がすることとなった。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] A.Morita;H.Watanabe: Physical Review.

  • [文献書誌] Toriumi;Watanabe: Moecular Crystals and Liquid Crystals.

  • [文献書誌] Kubota,Tominaga,Fujime: Macromolecules. 19. 1604-1612 (1986)

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公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

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