研究分担者 |
森田 昭雄 東京大学, 教養学部, 助教授 (40113914)
早川 礼之助 東京大学, 工学部, 助教授 (00011106)
山岡 究 廣島大学, 理学部, 助教授 (40033815)
飯塚 英策 信州大学, 繊維学部, 教授 (70021128)
安部 明廣 東京工業大学, 工学部, 教授 (50114848)
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研究概要 |
1.通信連絡や研究連絡による日常的な研究連絡の積み重ねのうえで, 12月24日・25日の2日間, 東京大学教養学部において研究連絡会議を開催した. 連絡会議において各研究班員はそれぞれの分担課題に関連した最近の研究成果について報告し, 全員で討議を行った. 2.本年度の研究成果として以下の研究発表がなされた. (1)森田昭雄:二粒子相互作用と自己拡散.(2)土井正男:棒状分子濃厚系の光散乱.(3)松本光弘:流動電気複屈折の測定.(4)安部明広:PBLGの液晶構造と側鎖コンホメーション.(5)飯塚英策:長鎖アルキルを側鎖にもつポリペプチドの液晶物性.(6)南方陽:デキストラン硫酸ソーダ溶液の誘電緩和.(7)池上明:紫膜とイオンとの相互作用.(8)渡辺啓:時間分解FTIR法による液晶の動的挙動の解析.(9)竹添秀雄:キラルスメクチックA相のエレクトロクリニック効果.(10)中村春木:タンパク質の誘電率と静電力.(11)藤目智;生体膜ベシクルの弾性率の測定.(12)松生勝:セルロース及びセルロース誘導体の構造と力学特性.(13)菊地一雄:電気複屈折の高圧測定.(14)早川礼之助:π電子共役系高分子の溶液系の電気複屈折緩和スペクトロスコピー.(15)山岡究:棒状DNAの電場配向:実験と理論との比較. 3.昭和60〜62年度の3年間にわたる, 班の研究成果を報告書として印刷公表することになった. 4.1980年以来途絶えていた, 高分子及びコロイドの, 電気光学的及び誘電的方法による研究に関する国際会議を, 本研究班が母体となって日本において復活させる, 「高分子の動的挙動に関する電気的及び光学的方法による研究」(1988年8月8〜10の間・東京)の開催準備について協議し, 準備体勢を整えた.
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