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1986 年度 実績報告書

細菌の細胞分化:その物質生産への応用

研究課題

研究課題/領域番号 60303024
研究機関広島大学

研究代表者

小林 泰夫  広島大, 生物生産学部, 教授 (10013319)

研究分担者 定家 義人  国立遺伝学研究所, 助教授 (40000252)
山根 國男  筑波大学, 生物科学系, 助教授 (20013336)
山崎 真狩  東京大学, 農学部, 教授 (60011889)
別府 輝彦  東京大学, 農学部, 教授 (80011873)
斎藤 日向  東京大学, 応用微生物研究所, 教授 (10013301)
キーワード枯草菌胞子形成初期反応 / カタボライト抑制 / 分泌ベクター / 胞子形成初期遺伝子【_(spo)OA】 / 好アルカリ性バチルス / 翻訳共役 / 放線菌化学調節物質 / 遺伝子増巾
研究概要

1.細胞分化の調節機構の解析(斎藤,定家,藤田,池内)枯草菌の胞子形成初期遺伝子【_(spo)OA】及び【_(spo)OF】と大腸菌【_(lac)Z】遺伝子との融合遺伝子を、各種【_(spo)O】株に入れてβ-ガラクトシダーゼ活性をみたところ、【_(spo)OB】,OE,OF,OH株では発現がなく、野生株,【_(spo)OJ】,OK株では発現した。この活性と比例する【_(spo)OA】の発現が胞子形成の最初の引き金と見られる。枯草菌の細胞分裂,胞子形成,蛋白分泌 共通して関与するdiv遺伝子のクローン化に成功した。枯草菌のRNAポリメラーゼのシグマ因子の変異(【_(crs)A】)は、RNAポリメラーゼのプロモーター選択性に影響を与えることをin vitroの転写系を用いて明らかにした。大腸菌内で大量生産された【_(spo)OA】蛋白質を、カラムクロマトゲル濾過法によりほぼ均一に精製した。
2.形質発現調節因子の単離(別府,中山)Nocardia属放線菌のリファマイシン生産を制御する化学調節物質を、生産菌自身から単離精製した。枯草菌の対数増殖期から23種のクロモソーム結合蛋白質を単一レベルにまで精製し、そのアミノ酸組成を決定した。さらに数個の【T_3】特異的蛋白質を精製した。
3.有用ベクターの開発(小林,山崎,山根,工藤)枯草菌の高温依存性,ロモーターの解析からその発現が翻訳共役によるものであることを示した。枯草菌αアミラーゼ遺伝子のプロモーター領域およびシグナルペプチドをコードするDNA断片に、直接大腸菌βラクタマーゼ遺伝子を導入したが、発現は低かった。枯草菌の【_(amy)E】から【_(aro)I】までの22kbのDNA断片に意図的に遺伝子増巾を誘起させるプラスミドを作成し、予想通り遺伝子増巾(12〜18コピー)を誘起させることに成功した。好アルカリ性バチルスの生産するアルカリセルラーゼ群の遺伝子レベルの解析を行った。

  • 研究成果

    (28件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (28件)

  • [文献書誌] Hirofumi Yoshikawa: Nucleic Acids Res.14. 1063-1072 (1986)

  • [文献書誌] Masanao Oda: Agric.Biol.Chem.50. 2845-2852 (1986)

  • [文献書誌] Shinya Yamashita: Mol.Gen.Genet.205. 28-33 (1986)

  • [文献書誌] Yoshikatsu Murooka: 24. 499-503 (1986)

  • [文献書誌] Yoshikatsu Murooka: Appl.Microbiol.Biotechnol.24. 504-508 (1986)

  • [文献書誌] Yasutaro Fujita: J.Gen.Microbiol.132. 161-169 (1986)

  • [文献書誌] Yasutaro Fujita: Nucleic Acids Res.14. 1237-1252 (1986)

  • [文献書誌] Yasutaro Fujita: J.Biol.Chem.261. 13744-13753 (1986)

  • [文献書誌] Yasutaro Fujita: Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.

  • [文献書誌] Toshihiko Ikeuchi: Mol.Gen.Genet.203. 371-376 (1986)

  • [文献書誌] S.Horinouchi: J.Bacteriol.168. 257-269 (1986)

  • [文献書誌] K.Nakazawa: Biochem Biophys.Res.Commun.134. 624-631 (1986)

  • [文献書誌] T.Furusato: J.Bacteriol.165. 549-556 (1986)

  • [文献書誌] T.Furusato: J.Biochem.99. 1181-1190 (1986)

  • [文献書誌] T.Furusato: Agric.Biol.Chem.50. 1771-1775 (1986)

  • [文献書誌] T.Takano: J.Bacteriol.166. 1118-1122 (1986)

  • [文献書誌] K.Higashiguchi: Mol.Gen.Genet.204. 36-43 (1986)

  • [文献書誌] K.Kimura: Appl.Microbiol.Biotechnol.

  • [文献書誌] O.Kurahashi: Agric.Biol.Chem.

  • [文献書誌] F.Fukumori: J.Gen.Microbiol.132. 2329-2335 (1986)

  • [文献書誌] F.Fukumori: J.Bacteriol.168. 479-485 (1986)

  • [文献書誌] F.Fukumori: FEMS Microbiol.Lett.40. 311-314 (1986)

  • [文献書誌] 堀之内未治: "抗生物質研究の最先端" 東京化学同人, (1987)

  • [文献書誌] 中山建男: "生物化学実験法「クロマチン実験法」" 学会出版センター,

  • [文献書誌] 山根國男: "「アミラーゼ」-生物工学へのアプローチ" 学会出版センター, (1986)

  • [文献書誌] 山根國男: "「細胞表層」構造と機能を探る" 学会出版センター, (1986)

  • [文献書誌] K.Yamane: "Methods in Enzymology" Academic Press,Inc.,New York,

  • [文献書誌] K.Yamane: "Bacillus Molecular Genetics and Biotechnolgy Application" Academic Press,Inc.,New York, (1986)

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公開日: 1988-11-10   更新日: 2016-04-21  

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