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1986 年度 実績報告書

心身障害者の学習のためのCAIシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 60400002
研究機関筑波大学

研究代表者

中山 和彦  筑大, 電子・情報工学系, 教授 (50091913)

研究分担者 木塚 泰弘  国立特殊教育総合研究所, 視覚障害教育研究部, 室長 (90000265)
東原 義訓  筑波大学, 電子情報工学系, 助手 (90143172)
小川 靖彦  筑波大学, 電子情報工学系, 講師 (50006251)
キーワード視覚障害者 / 聴覚障害者 / 障害児教育 / 教育工学 / CAI
研究概要

本年度は、本研究班の小川・中山両名が研究開発した可般式点字端末の試作機を完成させた。また同時にこの試作機内に組み込むプログラミングの編集機能を小川が中心となり、検討・開発した。この点字端末装置は、通常の6点点字だけでなく、8点点字にまで対応ができるように作成されている。本装置のような8点対応、小型携帯用かつ編集機能を有している点字端末は世界で初めてであり、本研究班の行っている盲人用CAIの端末としてだけでなく、盲人が一般にコンピュータを利用する場合に必要不可欠な機器となることは間違いない。本装置の完成により、盲人用CAIシステムの具体的構築が可能となり、現在取り組んでいる。
また、本年度には、聴覚障害者を対象としたCAI開発のために、筑波大学付属聾学校の教諭を研究協力者にむかえ、コースウェア作成上の留意事項について検討し、聴覚障害児にとってのCAIの基本方針を決定した。次年度には、聴覚障害児の特性を踏まえたコースウェアを開発する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中山和彦,東原義訓: "マイコン・クラスルーム 未来の教室-CAI教育への挑戦-" 筑波出版会, 334 (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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