研究課題/領域番号 |
60410001
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研究機関 | 東京芸術大学 |
研究代表者 |
辻 茂 東京芸大, 美術学部, 教授 (20015225)
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研究分担者 |
田口 安男 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (00015281)
坂本 一道 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (50107330)
杉下 龍一郎 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (40015227)
越 宏一 東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (60099934)
佐々木 英也 東京芸術大学, 美術学部, 教授 (50000394)
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キーワード | 技法史 / 制作技術 / 美術技法史 / 西洋美術史 / 絵画技法 / 絵画技術史 |
研究概要 |
当初の研究計画にもとづき、研究を次のように続行した。 1.西洋美術の技法に関する歴史的資料および研究資料の収集を、予定の金額の範囲で購入する作業を完了した。 2.上記資料の整理,コメントの作成,フロッピーへの入力を行った。 3.技法史に関する特定課題として、遠近法の問題、チェンニーニの絵画術の書について、重点的に研究を続行した。 以上の作業は、いずれも、翌62年度の年度末には、成果報告書としてまとめる計画予定で、進めてきた。とくに、西洋絵画の古典として最も重要なチェンニーニの著述については、そのテキストの翻訳・用語の整理と解説等が、ほぼ完成に近づき、明年当りに出版できる見透しである。美術技法史全体の文献目録についても、かつて作成した絵画技法史文献目録に比べれば、格段に多い内容を含む文献目録が、準備されつつある。この1年間には発表された論文はないが、この研究計画の完了の時点、すなわち昭和63年春までには、相当数のものが並ぶ予定である。
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