研究概要 |
本研究プロジェクトの初年度として、経営学および情報学に関する理論的文献研究を重点的に行なった。研究分担者は、それぞれ分担した研究テーマについての研究を推進し、その成果は月例研究会(研究分担者全員参加による)で順次報告され、活発なディスカッションにより多角的な検討がなされた。 月例研究会のテーマと報告者は次の通りである。 ・知識構造とデータベース(小林功武) ・情報技術の実施研究(山田善靖) ・マーケティング情報システムの実態(森田一寿) ・金融市場・財務活動・情報利益(宮俊一郎) ・情報化と競争(松岡幸次郎) また、情報技術の活用に関する実態調査についても、下記のようなテーマの下で実施した。現在、分析の段階で、調査結果のまとめは次年度に持ち越される。 ・小売業における市場情報の活用に関して ・人事情報のファイル化とその利用に関して ・投資案スクリーニング・システムに関して ・管理システムと企業業績の相関関係について なお、本年度科学研究費補助金470万円は、利息30,767円とともに、ほぼ当初の計画通り費消された。消耗品費は、とくに人工知能の研究に資するため、関連ソフトウェアの購入にあてた。
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