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1985 年度 実績報告書

純光学的方法による磁気共鳴の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60420012
研究機関京都大学

研究代表者

端 恒夫  京都大学, 理, 教授 (10025231)

キーワードレーザー / 磁気共鳴 / コヒーレント過渡現象 / 量子ビート
研究概要

主要な設備々品である色素レーザー(SP-380D)を用いた研究については、納期が遅かったため当初計画のうち【Pr^(3+)】:La【F_3】の【^3(H)_4】-【^1(D)_2】遷移についてQuantum Beat Free Induction Decayを検出するための予備実験を行うに止った。しかし一般的な基礎研究として次のものを行った。
(1)既設の色素レーザーをNaの【D_1】線に同調させ、その出力を二つに分け、一方をAO変調器を通して周波数を副準位共鳴周波数だけシフトさせ、二周波光の同時照射によって副準位コヒーレンスを生成されることに成功した。この方法は今後の研究に広く用い得るものである。
(2)パルス巾がサブナノ秒の【N_2】レーザー光をBenzil單結晶に照射し、放出される燐光の時間変化を高速photon counting法を用いて觀測し、triplit-state副準位間の緩和時間を液体窒素温度から常温にわたる範囲で測定した。その結果、従来のESR法では測定困難であった10ns以下の短い緩和時間を純光学的に測定することが出来、新しい知見が得られた。
(3)QスイッチYAGレーザーの2倍高調波を二つに分け、微小角をなして色素溶液試料に加え光誘起グレーチイングによるコヒーレントフォノン生成の実験を行った。又従来にない新しい試みとして、モードロックアルゴンレーザーによるピコ秒パルス列を同じ試料に加え、パルスの繰返し周波数がフオノンの周波数(二つのビームの交差角によって変化)に一致した時、各パルスの効果が蓄積されてフォノンの強度が共鳴的に増大する現象(accumulated plionon generation)を見出した。このようにして生成したフォノンを併用する研究は次年度以降のテーマの一つである。
(4)半導体レーザーを用いてCs原子の基底状態のゼーマン遷移についてSynchronized Quantum Beat Echoの検出を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Chemical Physico Letters. 119-5. (1985)

  • [文献書誌] レーザー研究. 13-10. (1985)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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