• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1985 年度 実績報告書

斜め追波中での船体運動推定法向上に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60420037
研究機関東京大学

研究代表者

藤野 正隆  東京大学, 工, 教授 (10010787)

キーワード斜め追波 / 波浪強制力 / 船体動揺
研究概要

本年度は、来年度以降に予定されている理論計算結果と実験値との比較に備え、舟舶航海性能試験水槽の曵航台車速度制御装置の機能向上を計るとともに、ストリップ法に代る新しい船体運動計算法の確立の一環として波浪強制力の新しい計算法を検討する。
前者の曵航台車速度制御装置は旧来のアナログ制御方式から、より精度の高いディジタル制御方式に変更し、すでに納入ずみである。 製作は富士電機株式会社が担当した。
一方、波浪強制力の新しい計算法として、船体の存在による流体攪乱は船首から船尾の方向に伝播すると仮定した3次元計算法を開発した。 同方法による計算には大型の計算機が必要であるが、計算結果を在来の方法と比較したところ、船速の遅い場合は両者の一致はやや悪いものの、船速が速くWe=Oとなる場合については新しい方法によれば実験結果をよく説明できる計算値が得られることを確めた。

URL: 

公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi