研究分担者 |
尾原 祐三 熊本大学, 工学部, 講師 (50135315)
金子 勝比古 熊本大学, 工学部, 助教授 (20128268)
秋本 昌胤 九州東海大学, 工学部, 教授 (40105929)
大見 美智人 熊本大学, 工学部, 教授 (30040405)
菅原 勝彦 熊本大学, 工学部, 教授 (60109668)
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研究概要 |
研究成果をまとめてまると以下のようである. 1)クラック理論に基づく岩盤の変形性評価法を構築した. この方法は, スキャンラインによる岩盤の亀裂調査, 弾性波速度の測定および亀裂の表面粗さの測定により構成されている. 本方法を用いると原位置岩盤の変形性が正確にかつ簡便に評価することができる. 2)岩盤の弾性定数の決定に対し, 構築した評価法による理論的検討および実験的検討を実施した. この結果, 両者は良好な一致を示し, 新しく構築した評価法の妥当性が明らかとなった. 3)鉱柱の安定性評価のための新しい応力測定法を開発した. この測定法は球状孔底ひずみ法と呼ばれ, 1本のボーリング孔内のただ1回の測定で完全なる次元岩盤応力を決定することができる.
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