研究課題/領域番号 |
60430021
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
天野 杲 東北大学, 工学部, 教授 (20005200)
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研究分担者 |
小宮山 政晴 東北大学, 工学部, 助手 (60150257)
島田 昌彦 東北大学, 工学部, 教授 (80029701)
内田 勇 東北大学, 工学部, 教授 (50005302)
西山 誼行 東北大学, 非水溶液化学研究所, 教授 (10006299)
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キーワード | モリブデン / コバルト / 表面処理 / 電極触媒 / ガスセンサー / ルチル型 |
研究概要 |
1.高活性触媒の設計と開発:硫化モリブデン系触媒の活性、表面構造におよぼすコバルト添加の影響について検討した。これまでに得られた知見に基づいて、高活性なモリブデン触媒を、錯体も含めて設計、調製した。また表面処理した担体の表面性状を更に吟味し、これまでに見出された金属成分の微分散化について、その原因を明らかにした。さらにこれをもとにして、高分散触媒の新しい調製法を開発した。またオージェ電子分光装置と組合わせた走査型トンネル顕微鏡(STM)を用いて、担持金属触媒における金属・担体相互作用について検討し、高活性触媒の設計指針を得た。 2.新規な燃料電池用電極触媒の開発:ニッケル以外の電池要素材料の腐食および耐食性を評価した。腐食生成物の表面分析などをとおして新規な電極触媒系を設計した。 3.新規なガスセンサーの設計と開発:前年度に引き続き、ルチル型およびその類似構造の酸化物ないし酸フッ化物を合成し、原子価状態と電気的性質との相関性を体系的に調べた。また様々なガス種に対してそのセンサー特性を調べ、高選択性、高感度であるための条件について明らかにした。
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