• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1987 年度 研究成果報告書概要

理工系留学生の受入れ体制と教育方法の改善に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 60440003
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 植物生理学
研究機関東北大学
東京工業大学

研究代表者

川嶋 至  東京工業大学, 工学部・一般教育等・人文社会群, 教授 (50108198)

研究分担者 関口 時正  東京工業大学, 工学部・一般教育等・人文社会群, 助教授 (40126280)
道家 逹将  東京工業大学, 工学部・一般教育等・人文社会群, 教授 (40016340)
江頭 淳夫  東京工業大学, 工学部・一般教育等・人文社会群, 教授 (90016577)
穐山 貞登  東京工業大学, 工学部・一般教育等・人文社会群, 教授教授 (50016341)
研究期間 (年度) 1985 – 1987
キーワード留学生 / 日本の大学 / 理工系教育 / 国際化 / 日本語ビデオ教材 / 東京工業大学
研究概要

1.本学の留学生, 日本人学生を対象に意識調査を行った結果, 以下のことが判った.
(1)大学における自己の向上に関しては, 入学前の期待に比して入学後の現状評価はかなり下る. そのパターンは全学生に共通する. (外国人研究生を除く)
(2)本学では, 高学年に研究室中心の教育体制となるが, これにより自己向上の評価は高まる. これは日本人も留学生も変らない.
(3)学部段階に比して, 大学院段階の方が, 満足度が高い.
2.全国22大学等で, 理工系留学生の受入れ体制について, 多項目のアンケート調査を実施し, 以下の問題点を明白にした.
(1)国立大に比べ, 私大の方が留学生受入れに積極的である.
(2)文部省奨学金の額は高すぎるという意見が多い.
(3)留学生増加も考慮した, 一般教育の見通しが求められる.
(4)学部段階と大学院段階とでは, 留学生教育の実状, 問題が異なる.
(5)日本語教員は専任職が少なすぎる.
(6)全般に亘って意見も実情も多様であり, 今後の我国の留学生受入制度は多様化に対応してゆく必要がある.
3.理工系の教育研究機関では, 留学生のためのより実際的な日本語教材が必要とされているので, 現実に近い形の講義をもとにしたビデオ教材を開発した. これを活用することにより, 講義の理解を深める学習が可能になった.

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 中山 史恵,仁科 喜久子,御園生 保子: 『日本語教育』. (1988)

  • [文献書誌] 東京工業大学 人文社会群: "『理工系留学生の受入れ体制について-報告書』" 東京工業大学 人文社会群, 135 (1987)

  • [文献書誌] 東京工業大学 人文社会群: "『講義理解のための日本語ビデオ教材』(ビデオテープ)" 東京工業大学 人文社会群, 250 (1987)

URL: 

公開日: 1989-03-30   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi