研究課題/領域番号 |
60450006
|
研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
小林 忠 学習院大, 文学部, 教授 (60000329)
|
研究分担者 |
榊原 悟 サントリー, 美術館, 学芸員 (90295444)
秋山 光和 学習院大学, 文学部, 教授 (30011258)
|
キーワード | 江戸時代 / 御用画派 / アカデミズム / データ処理 |
研究概要 |
江戸時代における幕府・諸大名・朝廷の各御用画派を対象とした本研究では、作品・文献の両面にわたる広範大量の資料の調査とそれらの整理・分析が必須の作業となるが、3年継続の第2年度にあたる本年度は、作品面の調査に主力を注ぎ、下記の如き調査・研究の実積をあげた。 1.絵画作品の調査 東京国立博物館(幕府御用絵師作成江戸城障壁画画稿) サントリー美術館(「物語絵」展出品作品) 京都国立博物館(狩野派・風俗画寄託品) 大和文華館(「狩野山雪」展出品作品) 大阪市立美術館(狩野派・土佐派・雲谷派所蔵品) 万野美術館準備室(琳派・浮世絵等関連作品) 神戸市立博物館(狩野派・洋風画所蔵品) 仙台市立博物館(仙台藩御用絵師関係作品) ホノルル・アカデミー・オヴ・アーツ(狩野派・風俗画所蔵品) クリーヴランド美術館(狩野派・浮世絵所蔵品) その他東京(細見家・壺中居・平山堂ほか)・京都(柳家ほか)・上田(常楽寺)など個人所蔵作品 上記機関・個人家における所蔵ないし保管資料の調査は、調書への諸種データの記入、35ミリ判カメラによる写真撮影を伴い、作品に関する基礎データとカラースライドが大量に蓄積された。 2.基本データの記録 前年度に引続き、基本的データをパーソナルコンピューターに入力した。
|