研究概要 |
琉球・薩藩に存在した「地割制度」「門割制度」という〓〓な土地制度をその「人頭税制」「妻夫制度」という人頭税との関連で追求する、というこの比較史〓総合研究は成功のうちに完結できた。 すなわち、沖縄の渡名喜島の地割制度についての数次〓にわたる実態調査の結果、地割制度の概要が、実証的に捉えられることとなった。久米島にむける〓〓〓〓帳の登記とあいまって、琉球における地割制度の具体像を〓〓〓もって画けることとなった。 その概要については、〓〓〓「日本史像形成に占める琉球・沖縄史の地位」(「地方史研究」35巻5号,1985年)および、安良城「渡名喜島の地割制度」(「渡名喜村史」下巻1983年)参照。 この研究は、薩摩文化を琉球文化の接触点として重要な種子島の土地制度解明によって深められると考えるので、88年〓以降の調査をまって、研究書として一本にまとめ、公刊する予定である。
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