研究課題/領域番号 |
60470089
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
鳥居 滋 岡山大, 工学部, 教授 (70032927)
|
研究分担者 |
井口 勉 岡山大学, 工学部, 教務員 (50168473)
奥本 寛 岡山大学, 工学部, 助手 (90183251)
田中 秀雄 岡山大学, 工学部, 助教授 (60032950)
|
キーワード | 電解合成 / 電解エン型クロル化 / 電解エポキシ化 / 電解酸 / 間接電解酸化 / メディエーター / 電解還元脱ハロゲン化 / 電解金属触媒 |
研究概要 |
1.ペニシリン-セファロスポリン電解変換法の開発について、電解エン型塩素化法を適用することにより、鍵中間体を得るルートを開拓した。さらに生成する塩素化物の電解還元脱離法を開発し、セファロスポリン系抗生物質の誘導体合成へと展開している。 2.汎用性テルペンの1つであるデヒドロリナリルアセタートを原料として用い、ホップの重要香気成分であるカラハナエノンの実用的電解合成法を開発した。即ち電解エポキシ化,電解酸触媒が当該化合物に効果的に適用できることを見出し、新規合成法の開発を行った。 3.Ru【O_2】の電解酸化によるRu【O_4】の再生条件について詳細に検討を加え、中性弱酸性条件での実用的循環システムを確立した。本酸化法をグルコース誘導体に適用し、汎用性化合物ウロースを効率的に製取することに成功した。
|