研究分担者 |
高田谷 久美子 東京大学, 医学部, 教務職員 (20125983)
三浦 邦彦 東京大学, 医学部, 助手 (40181846)
川上 憲人 東京大学, 医学部, 助手 (90177650)
正木 基文 東京大学, 医学部, 助手 (90101120)
小泉 明 東京大学, 医学部, 教授 (60009892)
|
研究概要 |
1.前年度に設計完了した総合的質問用紙及びリンパ球による染色体遺伝子の変異量,並びに血液生化学的検査を某保健所一般健康診査の際に実施した。 2.特に上記1の相関性の検討に際し、(1)喫煙,飲酒,並びに陽性食品摂取量とリンパ球染色体遺伝子の変異量との定量的関連性,並びに(2)ストレス,身体的健康度(ADL),及び主観的健康満足度との関係に注目し、年齢及び遺伝要因との交絡を考慮しつつ定量的に検討を行った。 3.上記(2)の検討の結果、喫煙,飲酒,陰性食品摂取が高いにもかかわらず、染色体遺伝子変異の少ない集団(生理的低反応群),及び逆に喫煙,飲酒,陰性食品の摂取が低いにもかかわらず変異の大きな集団(生理的高反応群)を同定すると共に、ストレス,ADL等に関する得点が低いにもかかわらず主観的健康満足度の高い集団(心理的高反応群)並びにその逆の集団(心理的低反応群)の発見を試みた。
|