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1986 年度 実績報告書

主要組織適合性抗原の遺伝子分析によるI型糖尿病病因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 60480265
研究機関東京大学

研究代表者

金沢 康徳  東大, 医学部, 講師 (10010399)

研究分担者 柴崎 芳一  東京大学, 医学部・付属病院, 医員
岡 芳知  東京大学, 医学部, 助手 (70175256)
十字 猛夫  東京大学, 医学部, 教授 (20009997)
キーワードI型糖尿病(IDDM) / HLA / DNA / 制限酵素 / Southern-Hybridization / HLA-DQB遺伝子 / DNAfrafment / 人種差
研究概要

I型糖尿病者(IDDM)26例と非糖尿病者(Contorol)49例について、従来のHLAタイピングを行うとともにDNAを各種制限酵素で切断し、HLA-DQB遺伝子をプローブとしてSouthern-Hybridizationを行った。各バンドの出現率は表1に示す通りであり、BamHI4.5,4.9,5.6,12Kbの各バンドについては有意に差を認めた。この2群のHLA抗原(従来の方法による)の頻度は、表2に示す通りで、IDDMではDR4,DRW9が、多く、DR2が少なかった。
遺伝子レベルでの解析と従来のHLAタイピングの 関連を見たのが表3である。有意差を持って出現する DNAfragmentとDR抗原との間にかなりの関連が認められる(たとえばBamHI 12kbはDRw9を持つ者すべてに認められる)が、その様相は複雑である。
現在、より正確な解析のため、DR抗原がホモであるバンド球の解析などを行っている。
人種差などについても検討を行う予定である。

  • 研究成果

    (1件)

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すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 栗田卓也,金沢康徳,高久史麿,十字猛夫: 日本内分泌学会雑誌. 62(4). 473 (1986)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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