研究課題/領域番号 |
60480289
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
福田 修 東大, 医学部, 教授 (40009923)
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研究分担者 |
桜井 淳 東京大学, 医学部形成外科, 医員
平林 慎一 東京大学, 医学部形成外科, 助手 (60173259)
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キーワード | 異所性頭部移植 / 頭蓋顔面骨成長 / 長時間脳虚血 |
研究概要 |
1近交系ラットを用いた頭蓋顔面骨成長の研究 前年度の実験結果を基に新しくプロトコールを作製、今回は顔面骨の成長について研究を行った。その結果、 (1)顔面骨には、それ自体成長制御能が備っていること (2)骨縫合は、従来考えられていたことと異なり、周囲からの外力が必ずしも働かない状況でも成長すること が明らかとなった。 尚今後の予定として同一モデルを用い (1)下顎骨および顎関節の成長に関する研究 (2)骨縫合を中心として成長機序の解明に向けての基礎的研究 を行ってゆく予定である。 2同上モデルを用いた脳阻血に関する研究 本年度の実験により (1)日齢12日と21日のラットでは、12日齢のラットのほうが虚血に対する耐性を持っていることが示唆された。 (2)日齢12日のラットでは2時間の虚血により脳の完全な変性を生じることが示された。 の結果を得た。 尚今後更にデータを整理して報告してゆく予定である。
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