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1986 年度 実績報告書

染色体脆弱部位の研究

研究課題

研究課題/領域番号 60480471
研究機関山口大学

研究代表者

梶井 正  山口大, 医学部, 教授 (40116710)

研究分担者 塚原 正人  山口大学, 医学部附属病院, 講師 (20136188)
キーワード染色体 / 脆弱部位 / aphidicolin / ethanol
研究概要

未稍血リンパ球の短期培養にaphidicolinを添加すると脆弱部位が発現することが知られている。Aphidicolinを溶解するためにethanolを使用するが、ethanolはaphidiwlinと相乗的に作用して脆弱部位の頻度を増加させることを発見した。Ethanolが0.02%で296%、201%だが、1%で765%と823%に増加する。この条件で35カ所のcommon fragile sitesを固定した(文献参照)。
Aphidicolin添加によりtriradials,quadriradials,end-to-end associationの発現を認めた。前記の異常の発現頻度の最大となる条件を求め、健康成人女子2人の未稍血リンパ球;計2000の中期核板について分析した。End-to-end associationについては分析、集計を完了したが、その分布はrandomである。従来、この異常を実験的に作製した報告はないから、有用と思われる。End-to-endassociationは染色体末端部に誘発した脆弱部位と考えることができる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kajii T: Hum Genet. 75. 75-78 (1987)

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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