研究課題
昭和61年度は、1.閉経に対する態度に関する調査票の作成,2.調査票の郵送を行なった。1.閉経に対する態度に影響する要因を以下のように区分分類し、これに準じて、調査項目を設定した。(1)閉経前後に生じる身体諸症状が、閉経受容に及ぼす影響(2)生活上のストレスが、閉経体験によるストレスに及ぼす影響(3)閉経時のストレスへの対処法と対処するために有効であった知識や体験(4)閉経婦人のストレス危機状態に対するサポート・システム(5)閉経が自己概念に及ぼす影響(6)その他の閉経婦人の地位・役割規定に関連する社会的条件(背景、遂行中の役割など)2.調査票の郵送・回収標本は、年令35才〜59才の婦人とその配偶者を対象とし、1200人を抽出して、調査票を郵送配布し、回収中である。