本年度の研究計画では【I】.融合細胞(ハイブリドーマ)の作製。【II】.人工膵臓モジュールの作製およびその効果検討が主な目的となっていた。前年度にひきつづき【VX_2】-A細胞を用いて融合細胞の作製を試みたが、インスリンの分泌を確認できる細胞株の樹立には至らなかった。一方人工膵もジュールの中に組み入れる細胞の機能維持をいかに長期間維持させるかを検討した結果、コラーゲンミクロスクエアの応用が有利と考えられた。 さらに分離ラ氏島の保存を行うにあたり、極めて効率的方法として液体ヘリウムを用いた超急速細胞凍結法を開発した。
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