研究課題/領域番号 |
60570761
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
秋山 隆弘 近大, 医学部, 助教授 (20028640)
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研究分担者 |
国方 聖司 近畿大学, 医学部, 病院講師 (80150811)
神田 英憲 近畿大学, 医学部, 病院講師 (90158866)
松浦 健 近畿大学, 医学部, 病院講師 (80122109)
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キーワード | リンパ球混合培養反応 / タンパク合成 / フローサイトメトリー / モノクローナル抗体 / 免疫抑制因子 / 細胞融合 |
研究概要 |
1.rapid MLRの開発 リンパ球の幼若化反応をタンパク合成からとらえることにより、MLR早期判定の可能性について検討した。rapid MLRはリンパ球混合培養時間を24時間とし、反応の指標は%responseとして表わした。現在、死体腎移植におけるrecipient selectionに用い、移植後の拒絶反応の回数ならびに体着との関連について検討中である。 2.移植腎の免疫学的モニタリング リンパ球のspontareons blastogenesisをタンパク合成からとらえることにより、急性拒絶反応の早期診断が可能となるとともに、ciclosporineの腎毒性と拒絶反応との鑑別にも応用出来ると考えられ、現在検討中である。 T細胞sub populationを2種類のモノクローナル抗体で染色し、測定することにより拒絶反応の診断が可能と考えられ、検討中である。 3.免疫抑制因子の研究 MLC(in vitro)、マウス免疫(in rivo)により出現する抑制性T細胞を濃縮し、マウス胸線腫細胞株と細胞融合させることにより免疫抑制因子を産生する細胞株を得る。現在、細胞融合を行ない、検討中である。
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