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1986 年度 実績報告書

授業シミュレーション・システムの開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 60810006
研究機関東京学芸大学

研究代表者

井上 光洋  東京学芸大, 教育学部, 助教授 (60016491)

研究分担者 井上 尚美  東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20014748)
三浦 軍三  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00109141)
篠原 文陽児  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00113035)
堀口 秀嗣  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70103702)
岡本 敏雄  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (60125094)
キーワード授業シミュレーション / システム開発 / 教師教育 / 教育実習 / マイクロティーチング / 教授スキル
研究概要

教育実習の改善充実は、教師教育にとって重要な課題となっている。これまでの教師教育および教育実習に関する研究や知見を背景として、マイクロティーチングをさらに方法論的に拡大・適用したシミュレーション的方法により、実際の授業に相似な場面設定と模擬的な装置に置き換えて、授業シミュレーションを開発する。
1.授業シミュレーション・システムの設計;個人用および集団学習用のシステムを設計し、コンピュータならびに周辺機器・制御用インターフェイス等、授業シミュレーション言語のソフトウェア体系を開発した。
2.上記ハードウェアとソフトウェアの設計にもとづき、本年度はおもに、事前指導プログラムとそのコースウェアを開発する。すなわち、(a)授業の構造の解明と理解 (b)教授者の意思決定の構造の解明を中心として組みたてる具体的なコースウェアは、通常の授業で一般に教師が行動する基本的教授スキルの9つのプログラムを通して、各教科の授業に共通する内容とする。具体的な授業場面は、これまで収集したビデオテープをもとに典型的な教授行動のビデオテープ20本を作成した。
3.開発したハードウェア・ソフトウェア・コースウェアをもとに今年度実施される予定の教育実習事前指導プログラム(2単位)のなかで実験試行した。また、開発したコースウェアを手動やマニュアルで運用できるテキストとビデオテープをも開発した。
4.これまでの開発・試行にふまえ、とくにソフトウェア体系の技術的問題点をコースウェア設計・開発と実験・試行のデータから整理し、次年度、研究計画を再度検討する。

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公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

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