• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1985 年度 実績報告書

1000m用CVDTの開発と応用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 60840007
研究機関北海道大学

研究代表者

金成 誠一  北海道大学, 理, 教授 (70027233)

キーワードプロファイラー / EMVP / VCTD
研究概要

1.最大水深1000mまで使用可能な水温・塩分・流速プロファイラー(VCTプロファイラー)の実用試作が本研究初年度の目標であるが、60年9月までに必要部品の購入及びダミー水槽試験を実施し、この結果に基づいて10月から試作に取りかかった。途中、浮力材に新素材を用いることにより更に小型化が可能であることが判明し、一部設置計変更を行った。このため、完成は当初の2ケ月遅れとなり、3月中旬を予定している。
2.本体製作と併行して、船上データ処理系のソフト開発を進め、取得データの作表のみならず、密度分布、リチャードソン数分布も同時に作表プロットし得るものとした。
3.回収用圧力式レリーズのヒューズ板の厚さ、材質を高圧水槽によりテストし、10%の精度で重錘レリーズが可能なヒューズ板の選定を行った。
4.流速センサー長を28cmに縮小し、さらに回転翼を本体周囲に取り付けた通水円筒内部に収納する等、実用機としての外見及び取り扱い易さに留意すると共に、新素材による耐圧浮力材を用いることにより、全長90cm、外径28cmの大きさに収めることができた。
5.主要諸元及び予定性能は以下に示す通りである。
全長 90cm 深度レーンジ 0〜1200m (±0.3m)
外径 28cm 水温レーンジ -5〜 +35℃(±0.01℃)
空中重量 26.6kg 電気伝導度 20〜60mmho/cm(±0.01mmho/cm)
水中重量 -2.2Kg レリーズ方式 浅海:ボトムコンタクト
沈降速度 94cm/s 深海:圧力式
角速度 3.3rad/s

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 日本海洋学会春期大会講演要旨集. (1986)

URL: 

公開日: 1988-11-09   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi